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ラキソベロンは妊娠中に使える便秘薬?

妊娠中に処方されることもある便秘薬のひとつに「ラキソベロン」があります。医師に処方されるのだから、基本的にはその指示にしたがって服用して良いでしょう。

成分のピコスルファートナトリウムは刺激性成分ですが、センナや大黄などのアントラキノン系よりもカラダにやさしいという特長があります。また、耐性がつきにくいのもメリットのひとつ。

ここでは妊娠中にも使える、ピコスルファートナトリウムを含むラキソベロンという便秘薬について説明します。

ラキソベロンとは

ラキソベロンとは、帝人ファーマの便秘薬です。大腸を刺激してぜんどう運動をうながす刺激性下剤のひとつで、そのなかのジフェニルメタン系という分類に属するものです。

大腸を刺激してぜんどう運動を促進する刺激性下剤は、副作用で腹痛を起こしたり、耐性がついて慣れが出てしまったりします。しかし、ジフェニルメタン系はそういう作用が弱く、比較的カラダにやさしい刺激性下剤とされています。

錠剤と液剤の 2つのタイプがあり、子どもから高齢者まで、広く使える便秘薬として認識されています。

主成分はピコスルファートナトリウム

ラキソベロンに含まれる成分は「ピコスルファートナトリウム」です。

ピコスルファートナトリウムは腸内細菌によって分解されて、大腸でぜんどう運動をうながします。胃や小腸で作用せずに大腸に届いたあとに働くので、カラダにやさしく効果的であると考えられています。

また、腸管での水分吸収を抑える働きもあり、それによって便に水分が保たれて、滑りが良くなったり、便が大きくなることでぜんどう運動が促進されたりするという効果を期待できます。

便秘の症状改善のほか、大腸検査や手術の前など、腸をからっぽにするために使われることもあります。服用からだいたい 7〜12時間後に効果があらわれます。

刺激性下剤だけど使える

ラキソベロンに含まれるピコスルファートナトリウムという成分は、大腸で分解されてはじめて効果を発揮するものなので、腹痛などの副作用を起こしにくいとされています。

刺激性下剤のひとつではありますが、ビサコジルと並んでカラダにやさしい成分と考えられており、またビサコジルよりも妊娠中の便秘対策には適しているとされています。

そのため、酸化マグネシウムと同じく、妊婦さんにも処方されることの多い便秘薬です。

ほかの刺激性下剤よりも慣れが出にくく、また副作用も少ない部類ではありますが、常用は良くありません。処方されたときに、きちんと用法・用量をまもって使うようにしましょう。

妊娠中に本当に使っても良いのか、赤ちゃんへの影響はないのかという疑問がある場合は、かならず医師や薬剤師に質問してくださいね。きちんと説明してもらえると思います。

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