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コーラックは妊娠中に使える便秘薬?

便秘薬として非常に有名なのが、大正製薬の「コーラック」です。コーラックは非常にすぐれた便秘薬であるという認識がありますが、妊娠中には基本的に使えません

大正製薬のサイトにも、はじめに医師や薬剤師に相談すべきであることや、「妊娠中期〜後期の方は、(中略)早流産の原因になることがありますので、飲まないでください」という説明があります。

なぜコーラックは妊娠中に服用してはいけないのか、その成分に触れながら説明します。

コーラックの種類

コーラックにはいくつかの種類があります。

はじめて便秘薬を使う人にオススメの「コーラックファースト」、自分で効き目を調節できる「コーラック2」、慢性便秘にも効果をあらわす「コーラック」、植物せんいが自然に近いお通じを導く「コーラックファイバー」。

生薬からできたナチュラルな「コーラックハーブ」、腸に効くソフトな便秘薬「コーラックソフト」、10〜30分で効果があらわれる「コーラック坐薬タイプ」です。

坐薬タイプ以外はすべて、種類は違うものの刺激性成分を含む刺激性下剤です。

特に注意したいのが、生薬からできたナチュラルな便秘薬であるという説明の「コーラックハーブ」です。生薬といっていますが、含む成分はセンノシドです。

センナやそれに由来するセンノシドという成分は、大腸を刺激してぜんどう運動をうながすタイプの下剤のなかでも、アントラキノン系という効果も強ければ副作用も強く出るというタイプの下剤です。

そのため、腸のぜんどう運動が促進されて便秘が解消できる可能性がありますが、赤ちゃんへの影響も考えなければいけません。大正製薬の説明どおり、妊娠中期以降は使うべきではないでしょう。

刺激性下剤は使ってはいけない

コーラックハーブとコーラックファイバーは、センノシドを含みますので、妊娠中に使ってはいけないタイプの刺激性下剤です。

そのほかのコーラックには、ビサコジルやピコスルファートナトリウムといった、比較的カラダにやさしい刺激性成分が含まれています。そのため、医師や薬剤師に相談のうえ、使えないこともないかもしれません。

しかし基本的には、妊娠中には刺激性下剤の服用はしないほうが良いです。流早産をまねく可能性があるからです。

また、妊婦さん以外の方でも、常用することは避けるべきです。刺激性下剤に腸が慣れると、同じ量では効果があらわれにくくなり、より多くの刺激が必要となります。また刺激が腸を疲れさせます。

それらの要因が重なると、腸の本来の機能がうしなわれてしまい、自力で排便することが非常に困難になります。便秘薬を使うことで、より重度の便秘になってしまう可能性があるのです。

というわけで、妊娠中のコーラックの使用は避けるべきですし、妊婦さん以外の方も常用は避けるべきです。妊娠していないときに、一時的に服用するのが正しい使い方だと思います。

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